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勉強中!~フィッティング編~。

夏休みですね。みなさま、いかがお過ごしですか?

私は、この夏大阪の眼鏡技術専門学校へ5日間通ってきました。

もちろんホテルに5連泊です。(^_^;)

そこで、『目の構造』や『眼鏡光学』の分野から『カラーコーディネイト』『眼鏡学』などの座学

や、『加工』『フィッテイング』などの実技の勉強と様々な眼鏡に関することを学びます。

その中の『フィッテイング』での勉強の一部を紹介しますね。

アイアイエーで眼鏡をお求めくださる方は、メガネのお渡しの際に『フィッテイング』をさせて

いただいていると思います。この作業は、眼鏡を使われる上で極めて大事な作業になります。

なぜなら、「物が良く見えること」「痛みやずり落ちも無く快適に使えること」「見た目もバランスよく

スッキリと掛けこなせること」をかなえるためには欠かせない作業だからです。

授業の前半は、その理論を学び、後半は実践を学びました。

上の写真の人形を使って調整していきます。

①まず正面から見て、レンズの中央のライン(赤線)が下まぶたのところに水平にかかっているか。

レンズの下から瞳孔までと瞳孔からレンズの上の線までが1.6対1が黄金比率だそうです。

 

②上から見て瞳からレンズまでの距離(角膜頂点間距離)が左右対称でこの人形のメガネの場合は

12ミリの距離になっているか。 これは先生が実際に専用の12ミリの定規を差し入れて厳しくチェック。

③横から見てレンズの傾斜が5°~10°(遠用度数の場合)で、テンプルは耳に向かって水平にかかっているか。

④耳のほんの少し後ろからお肌に沿うように曲げられているか。圧迫しすぎたり、逆に肌とテンプルの間に隙間が無いか。

これが難しかった!  なぜならこの人形、耳の後ろがけっこう窪んでいるのです。その窪みになかなか合わせられず

苦戦しました。 しかも左右非対称の耳の曲りなんです。

なんとか先生に合格をもらいましたが、時間がけっこうかかってしまいました。

 

メガネは、勉強すること、練習することがまだまだたくさんあると思う5日間でした。

人生、勉強は大事ですね。

 

スタッフ オザワ